幼少期になると子供は様々なアニメに興味を持ちます。一方で、テレビアニメが教育に良いのか中々判断がつかず、悩んでいる親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。「テレビアニメばかり観てしまい勉強が疎かになる。」また、「アニメのグッズを購入して、知育に結び付いていないように感じる。」など、一見教育に良くない気が私自身していました。子供の成長を間近で見てきて、私が出した答えは「ポケモンは教育に結び付く」ということでした。この記事ではポケモン好きが知育になった内容を紹介させていただきます。
ポケモンとの出会い
長男の幼少期は、DWE(ディズニーワールドイングリッシュ)を中心とした生活をしており、なるべくTV番組を見せないような生活をしておりました。DWEのDVDを繰り返し流し、英語力の強化を目指しておりました。そんなある日、保育園から帰ってきた長男は「〇〇くんは仮面ライダーが好き」とか「〇〇くんは鬼滅好きなんだ」など、友達が何に興味があるかを話すようになりました。他のコンテンツを教えてしまうと、DWEの時間が減ってしまうという安易な考えから、引き続き他のテレビは見せないようにしていました。今となればこの教育方針は良くなかったと、他の子を育てて思いました。
そんなある日、長男は保育園でポケモン好きな友人の影響で、クリスマスにポケモングッズが欲しいと要求をしてきました。流石に、ポケモンのアニメを見ず、グッズだけ購入することが可哀そうに感じ、ついにポケモンアニメを解禁することにしました。当時4歳くらいだったと思います。
初めてのポケモン
長男はアニメにハマり、その日以来毎週見るようになりました。クリスマスにはモンコレを要求してきたので、とりあえず買ってあげました。モンコレは俗に言うごっこ遊びを楽しんでいましたが、映像で見たものを実際に手で触って立体的に把握するという意味でも良かったと今では思っています。ポケモンはキャラが多いので、長男はもっと様々なポケモンを知りたいと言い、ポケモン図鑑を催促してきました。この図鑑は長男にとってとても成長につながりました。
ポケモン図鑑の凄さ:文学、数学を学ぶ
当時、ひらがなを読むのが苦手だった長男は図鑑を見つめながら、読めるところを探して読解していました。長男にとっては特に数字は把握しやすかったようで、長さや大きさを比べることを楽しんでいました。続いて、ひらがなで何が書いてあるのか気になったようで、ひらがなの勉強を自主的に始めるようになりました。そして、長男はポケモンごとに属性や力等のスコアなどを記憶するまで読み込みました。
当初は、ポケモンの図鑑を読む意味があるのかと思っていましたが、ポケモンから現実に存在する動物や虫に興味を持ち、様々な図鑑を読むようになりました。図鑑を通じて、文学、数学を勝手に学んでくれました。
ポケモンカードの凄さ:計算力と芸術力?
次に長男が興味を持ったのがポケモンカードでした。誕生日に買う予定でしたが、長男は誕生日までに待てず、自らポケモンカードを作り始めるようになりました。図鑑を見て紙に書き、HPなどはインターネットで調べ200枚ほど完成させました。完成後は勝手にルールを作り戦わせ、その中で引き算を頭の中で必死に計算するようになりました。そして、クリスマスが近づき改めて何にすると聞いてみたところ「ポケモンカードは自分で作れるから、モンコレにするよ」という回答が来ました。なので、うちでは実際のポケモンカードでは遊びませんでしたが、自分で作り戦わせるといった中で芸術と計算力を養うことが出来ました。
ポケモンから実在する生き物への興味
ポケモンから派生し、実在する生き物へ興味を持つようになりました。ポケモンの時のようにまずは図鑑の催促から始まり、様々な動物から生物、恐竜まで読み漁りました。ついでに最強王も読み漁り、生物のスコアまで記憶するようになりました。今では、さかなクンのように生物の問題を出してくるのですが、それが何の生き物かわかりません。
まとめ
長男はポケモンを通じて、記憶力、読解力、思考力、計算力に加え、ここはオリジナルだと思いますが芸術力、工作力まで身に付きました。まだまだ、長男はポケモンにハマっているのでさらなる能力向上が期待できると思っています。他のアニメのキャラクターだと、中々ここまでメリットを作り出すことは出来なかったと思っています。そういった意味でポケモンを好きにさせることは絶対におススメです。
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