「リモワ おすすめしない」で検索しているあなたは、おそらくこんな不安を抱えているはずです。
- 20万円近いスーツケースを買って、本当に元が取れるのか
- 年に数回しか旅行に行かないのに、リモワは持て余さないか
- すぐ傷だらけになって、後悔しないか
- 盗難や置き引きのターゲットにならないか
結論から言うと、リモワは「刺さる人には最高」だけれれど、「なんとなく憧れ」で買う人にはおすすめしないブランドです。
この記事では、実際に高級スーツケースを使ってきた立場から、
- リモワをおすすめしない具体的な5つの理由
- それでもリモワを選ぶべき人の条件
- リモワ以外の、現実的な代替候補の考え方
- 最後に「自分は買うべきか/やめるべきか」が分かるチェックリスト
まで、購入前に知っておいてほしいことをまとめました。
そしてそれでも
「やっぱりリモワに投資したい」「どうせ買うなら後悔しない1台が欲しい」
と思えた人に向けて、最後にぼくの一押しモデルも紹介します。
▼ぼくが実際に選んだ一押しの Essential Check-In L(カラー:Mud Black)はこれ
https://amzn.to/48gbGYL
結論:次の5つに当てはまる人には、リモワはおすすめしない
先に結論からお伝えします。
もしあなたが、次のうちどれかに当てはまるなら、リモワはおすすめしません。
- 年に1〜2回しかスーツケースを使わない
- 荷物が多く、いつも重量ギリギリになりがち
- キズ・へこみ・汚れがつくのが本気でイヤ
- 旅先で目立ちたくない、盗難もできるだけ避けたい
- 20万円のスーツケースを買うと、家計的にちょっと無理をしている感がある
逆に、
- 海外出張・旅行の頻度が高い
- 見た目やステータスも含めて“相棒”として長く使いたい
- 「高いけど、これは趣味への投資」と割り切れる
という人であれば、リモワは最高の旅のパートナーになり得ます。
ここからは、なぜそう言い切れるのか、1つずつ理由を解説していきます。
リモワをおすすめしない5つの理由
1. 使用頻度が少ない人には、コスパが壊滅的に悪い
リモワのスーツケースは、アルミモデルだと平気で20万円を超えてきます。
ただ、年に1〜2回しか使わないのであれば、正直かなりもったいないです。
例えば、
- 年1回の旅行 × 10年使ったとして → 合計10回
- 20万円 ÷ 10回 = 1回あたり2万円の“スーツケース代”
冷静に考えると、「その2万円をホテルや食事、オプショナルツアーに回した方が満足度高くない?」となる方も多いはずです。
一方で、
月1回ペース(年12回程度)で出張や旅行に行く人なら話は変わります。
- 年12回 × 5年使う → 合計60回
- 20万円 ÷ 60回 ≒ 1回あたり約3,300円
ここまで使い倒せるなら、
「移動ストレスを減らすための道具」として、十分元が取れるラインに入ってきます。
目安としてはこんなイメージです。
- 年3回未満 → リモワはおすすめしない(中価格帯で十分)
- 年5回以上 → リモワも候補に入れて検討
- 年10回以上 → リモワ向き。コスパ的にも現実的
「なんとなく憧れ」「インスタでよく見るから」という理由だけで手を出すと、
“高いインテリア”になってしまう可能性大です。
2. アルミモデルは重い。LCCユーザーや子連れには特にシビア
「リモワ=アルミのギザギザ」というイメージを持つ人も多いですが、
あのアルミボディは、とにかく重いです。
- 同じ容量のポリカーボネート製スーツケースと比べて、1kg前後重いことも普通
- 受託手荷物の重量制限(23kgなど)にあっという間に到達する
特に、
- LCC(格安航空)をよく使う
- 子ども連れで、どうしても荷物が増えがち
といった人にとっては、**「リモワを選んだせいで重量オーバー料金を払う」**という、本末転倒な状況にもなりかねません。
服を1枚減らすより、そもそも軽いスーツケースを選んだ方が合理的です。
「見た目はアルミが好きだけど、重量制限がシビアなのは困る…」という方は、
- リモワの中でもポリカーボネート製シリーズを選ぶ
- 思い切って他社の軽量モデルにする
といった選択肢も検討した方が、旅行中のストレスは間違いなく減ります。
3. キズ・へこみ・汚れを“味”と思えないと、ずっとモヤモヤする
リモワの宿命として、
- アルミ:へこみ・打痕がどんどん増える
- ポリカーボネート:細かな擦り傷やこすれが目立つ
という問題があります。
これを「旅の勲章」「使い込んだ味」とエモく受け止められる人には最高ですが、
- 新品のツルピカ状態をなるべく保ちたい
- 細かなキズを見るたびにテンションが下がる
というタイプの人には、かなりストレスフルです。
特に、初めて預け荷物にしたフライトで
「たった1回でこんなにキズついた…」というのは、リモワあるある。
傷が気になる人には“マット仕上げ”という選択肢も
ここまで読むと「やっぱりリモワはおすすめしないな…」と思うかもしれませんが、
傷問題をかなり軽減できるモデルも存在します。
それが、ポリカーボネート×マット仕上げ(Mud/Matte)の Essential シリーズです。
光沢のあるグロス仕上げやアルミモデルと比べると、
- 細かな擦り傷が白くテカりにくい
- 指紋や皮脂汚れがほとんど目立たない
- ギラつかない落ち着いた質感で、ビジネスシーンでも悪目立ちしない
といった特徴があり、
**「リモワは欲しいけど、傷と見た目の清潔感だけは妥協したくない」**というビジネスマンに向いた仕様です。
私は実際に、Mud Black の Essential Cabin Plus を数年、年間5〜6回のペースで使用していますが、
- 日常的な擦り傷 → パッと見ではほとんど分からない
- 強い衝撃で付いた深めの傷 → よく見ると分かるが、ビジネスで恥ずかしいレベルではない
- 汚れ → 中性洗剤と柔らかい布でサッと落ちる
という状態で、「きれいめを保ちたいけどリモワが欲しい」層にはかなり現実的な落としどころだと感じています。
リモワの傷が気になる人向けに、
Mud Black の実物写真・傷の付き方・お手入れの仕方などを、別記事で詳しくまとめています。
👉 リモワの傷が気になるなら読んでほしい「Mud Black」使用レビューはこちら
https://chiitanblogz.com/rimowa-mud-black/
「リモワはおすすめしないってよく聞くけど、
どうしても欲しい…、でも傷が不安…」
という方は、マット仕上げ前提で検討してみると、かなり印象が変わるはずです。
4. 高級ブランドゆえの“目立ちすぎ問題”と盗難リスク
リモワは、世界的に知られたハイブランドです。
その分、空港やホテル、駅のロビーなどでやたらと目立ちます。
- 「高そうな荷物が入っていそう」と思われやすい
- スーツケースそのものが、中古市場でそれなりの値段で売れる
- 置き引きや盗難のターゲットになりやすい
という側面は、どうしても無視できません。
- ビジネスホテルや安宿に泊まることが多い
- 空港や駅で、荷物から目を離す場面がある
- 旅先では、なるべく「普通の観光客」として溶け込みたい
こうしたスタイルの人にとっては、
リモワのブランド力が「安心感」ではなく「不安要素」になるケースもあります。
なるべく目立たずに旅をしたいなら、
- ロゴが控えめなブランド
- パッと見では値段が分かりにくいスーツケース
を選んだ方が、精神的にはかなりラクです。
5. 購入ルート・保証・修理が、意外とややこしい
リモワを買おうとすると、
- 直営店・公式オンラインで買う
- 百貨店などの正規取扱店で買う
- Amazonなどで並行輸入品を買う
- 中古で購入する
といった選択肢がありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。
- 正規店:保証・アフターサービスが安心な一方、価格は高め
- 並行輸入:安く買えるが、保証条件が分かりづらく、修理時に手間取ることも
- 中古:価格は魅力的だが、過去の使用状況や修理歴が分からない
「高い買い物の割に、どこで買うのが正解か分かりにくい」というのが正直なところで、
検討にかかる時間と精神的コストが地味に大きいです。
「ここまで情報を調べて考えるのが面倒…」と思うのであれば、
あなたは“そこまでしてリモワじゃなきゃダメな人”ではない可能性が高いです。
もう少し価格がこなれていて、国内保証がシンプルなブランドを選んだ方が、
トータルでの満足度は高くなります。
それでもリモワをおすすめできるのは、こんな人
ここまで読むと「やっぱりリモワはおすすめしない側かな…」と感じる方も多いと思います。
一方で、条件さえ合えば、リモワほど所有満足度の高いスーツケースもなかなかありません。
リモワが“刺さる”のは、だいたいこんなタイプの人です。
- 海外出張・旅行が年5回以上あり、移動が多い
- 空港やホテルでの「見え方」も含めて、身だしなみに気をつかう
- モノを買うとき「長く育てていく感覚」が好き
- スーツケースを出したり転がしたりするたびに、ちょっとした高揚感が欲しい
- 「趣味としての投資」として、道具にお金をかける価値観がある
こういう人にとって、リモワは
「移動をラクにするための道具」
であると同時に、
「仕事や旅へのモチベーションを上げてくれるスイッチ」
にもなります。
「おすすめしない」という意見を理解した上で、なお欲しいと思えるなら、
あなたはリモワ向きの人かもしれません。
それでも買うなら「Essential Check-In L」をおすすめしたい理由
※カラーは Mud Black 推し
ここまで読んだうえで、
「それでもやっぱりリモワが欲しい」「どうせ買うなら“これ1台”を決めたい」
という方もいると思います。
そういう人に、**チェックインサイズでおすすめしたいのが「Essential Check-In L」**です。
その中でも、カラーは Mud Black を推しています。
おすすめする理由はシンプルで、この3つです。
- アルミモデルに比べて軽くて扱いやすい
- リモワの中では比較的価格がこなれている
- Mud Black のマットな質感で、キズや汚れが目立ちにくい
▼ぼくが実際に選んだ一押しの Essential Check-In L(カラー:Mud Black)はこれ
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1. 「Lサイズなのに軽い」という現実的な使いやすさ
Essential Check-In L は名前の通り、
長期旅行や家族旅行でもメインになる大容量サイズです。
本来このサイズになると、「とにかく重い」「空港で動かすのが大変」という悩みが出てきますが、
Essential シリーズはポリカーボネート製なので、アルミモデルよりかなり軽量です。
- 子ども連れで荷物が多いとき
- エレベーターが少ない海外の空港・駅
- LCCの重量制限ギリギリを攻めたくないとき
こういった場面で、本体の軽さはそのままストレスの少なさに直結します。
「Lサイズは欲しいけど、重いスーツケースはちょっと…」という人には、
Essential Check-In L の軽さはかなり大きなメリットです。
2. リモワの中では“まだ現実的に手が届く”価格帯
リモワのアルミモデル(Original や Classic)は、本当に高いです。
一方で、Essential シリーズはリモワの中でも比較的価格が抑えめ。
もちろん、一般的なスーツケースと比べれば十分高級品ですが、
- 「一生モノのメインスーツケースを1台決めたい」
- 「これから数年〜10年のスパンでガンガン使う前提で投資したい」
という人にとっては、**“ギリギリ現実的に選べるライン”**にいるのが Essential Check-In L だと思っています。
「Original の値段はさすがにキツいけど、リモワらしい雰囲気は欲しい」という人にも、ちょうど良いポジションです。
3. Mud Black のマットな質感で、キズが目立ちにくい
そして個人的に一番推したいポイントが、Mud Black というカラーです。
先ほど「リモワはキズが目立つ」という話をしましたが、
Mud Black のような落ち着いたマット仕上げは、
- 細かな擦り傷がテカらず、白っぽくなりにくい
- 指紋や皮脂汚れがギラっと反射しない
- ビジネスでもプライベートでも浮かない、ちょうど良い“きれいめ感”
という意味で、「傷が心配で購入に踏み切れない人」にこそハマる質感です。
私は Cabin Plus の Mud Black を使っていますが、
- パッと見はずっとキレイなまま
- 近くでよく見ると「ちゃんと使ってきた感」が出ている
というバランスで、**“清潔感を保ちつつ育っていく感じ”**がすごく気に入っています。
チェックインサイズで同じ色味・質感を選べるのが、Essential Check-In L(カラー:Mud Black)です。
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Essential Check-In L をおすすめしたい人・やめた方がいい人
おすすめしたいのはこんな人です。
- 海外・国内問わず、年3〜5回以上は旅行・出張がある
- 家族旅行や長めの旅行で、「とりあえずこれ1台あれば安心」というサイズ感が欲しい
- アルミのゴツさより、落ち着いたマットな雰囲気が好み
- リモワの中でも、軽さ・価格・見た目のバランスが取れたモデルを選びたい
逆に、こんな人にはおすすめしません。
- Lサイズのスーツケースを使うイメージがあまりない(機内持ち込みで足りる)
- 旅行自体が年1〜2回レベル
- どうしても予算5万円以内に収めたい
こういった場合は、無理してリモワを選ぶ必要はなく、
3〜5万円クラスの中価格帯スーツケースで十分だと思います。
リモワと迷ったときの“現実的な代替候補”の考え方
「リモワおすすめしないって言われても、じゃあ何を選べばいいの?」
という方のために、ブランド名より考え方ベースで代替案を整理します。
パターン①:使用頻度が少ない(年0〜3回)
- 帰省や年1〜2回の旅行がメイン
- LCCをよく使い、重量制限や追加料金が気になる
こういう方は、3〜5万円前後の中価格帯スーツケースがもっとも現実的です。
- 国内ブランドの中堅モデル
- Amazonや楽天でレビュー数の多いポリカーボネート製スーツケース
あたりを選べば、
- 軽くて扱いやすい
- 多少雑に扱っても「まあこの価格なら」と割り切れる
- 壊れたら、次のモデルに買い替えやすい
というメリットがあります。
「おすすめしないと言われるほどの高級モデル」である必要はありません。
パターン②:出張多め&見た目も大事(年3〜7回)
- 国内出張や短期の海外出張が多いビジネスパーソン
- 取引先やホテルのフロントで見られても恥ずかしくない見た目がほしい
- でもリモワほどの価格は出したくない
この場合は、10万円前後の“ミドルハイ”価格帯ブランドが狙い目です。
- デザイン性と実用性のバランスが良い
- 国内保証や修理窓口も分かりやすい
- リモワほど目立たないが、安物感も出にくい
「ステータスはそこそこでいいけど、チープには見られたくない」という人には、このゾーンがもっともフィットします。
後悔しないための最終チェックリスト
最後に、「リモワをおすすめしないと言われても、まだ迷う…」という方のために、
サクッと自己診断できるチェックリストを用意しました。
Q1. 年間でスーツケースを使う回数は?
- 年0〜2回 → リモワはおすすめしない(3〜5万円クラスで十分)
- 年3〜5回 → リモワ以外の選択肢も含めて慎重に検討
- 年6回以上 → リモワを検討しても良いレベル
- 年10回以上 → リモワ向き。コスパ的にも現実的
Q2. 正直なところ、予算はいくらまで?
- 〜5万円 → リモワは候補から外してOK
- 〜10万円 → ミドルハイ帯ブランドが現実的な選択肢
- 15〜20万円以上 → リモワも十分射程圏内
Q3. キズやへこみを“味”と受け止められるか?
- 受け止められない。常にきれいじゃないとイヤ → リモワはおすすめしない
- 多少のキズは気にしない/むしろカッコいい → リモワもアリ
- 傷は不安だけどリモワが欲しい → Mud Blackなどマット仕上げを検討
Q4. スーツケースは「ただの道具」? それとも「相棒」?
- 正直、移動できればなんでもいい → コスパ重視でOK
- 持っているだけでテンションが上がる道具が欲しい → リモワも含めて検討価値あり
まとめ:リモワは“万人におすすめ”ではないが、刺さる人には最高の相棒
- リモワは、使用頻度が少ない人・キズが気になる人・予算に余裕がない人にはおすすめしない
- 一方で、移動が多く、モノへのこだわりや所有欲を満たしたい人には、これ以上ないスーツケース
- 迷ったときは、
- 年間の使用回数
- 本音の予算
- キズへの許容度
の3つを軸に考えると、答えがクリアになります。
そして、どうしてもリモワが気になるけれど「傷が心配」という方には、
傷や汚れが目立ちにくいマット仕上げ(Mud Blackなど)の選択肢もあります。
チェックインサイズを検討しているなら、
軽さ・価格・キズの目立ちにくさのバランスがいい「Essential Check-In L(カラー:Mud Black)」は、リモワデビューの1台としてかなり現実的な選択肢です。
👉 実物の傷の付き方や使用感が気になる方は、こちらも参考にしてみてください。
https://chiitanblogz.com/rimowa-mud-black/
「リモワを買わない」という選択も、「覚悟を持って買う」という選択も、どちらも正解です。
大事なのは、情報と自分の価値観を整理したうえで決めること。
そのうえでリモワを選ぶなら、きっと長く付き合える“旅の相棒”になってくれるはずです。
▼ぼくが実際に選んだ一押しの Essential Check-In L(カラー:Mud Black)はこれ

