「RISU算数って気になるけど、料金が高すぎるのでは?」──検索窓にそう打ち込んだあなたは、きっと下のような不安を抱えているはずです。
- 本当に月額1万円近くかかるの?
- 公文やチャレンジタッチより割高?
- 兄弟で使ったらどうなる?
この記事では、公式料金表だけではわかりにくい“課金ロジック”をかみ砕いて解説し、高額にならない運用テクニックと他教材とのコスパ比較をまとめました。筆者(ちい太)は、小3長男が2025年4月からRISUを利用中。実際の請求明細や学習データも交えて解説します。
この記事でわかること
- RISU算数の基本料・月額利用料の内訳
- 月額が高くなる3つの落とし穴と回避策
- 公文・チャレンジタッチとの料金/機能比較
- 利用開始3か月で見えた費用推移と効果
- 今すぐ使えるクーポン・キャンペーン情報
1. RISU算数の料金体系をまず整理
1‑1. 年額基本料 35,376円(税込)とは?
RISU算数はタブレットレンタル+学習アプリ使用料として、初年度に**年額基本料 32,160円(税抜)=月あたり2,680円(税抜)**を一括前払いします。ここが“高い”と感じる最大ポイント。ただし2年目以降も同額かかるわけではなく、端末を買い取れば基本料は0円にできます(後述)。
1‑2. 月額利用料は「ステージクリア数」で変動
RISU算数は学習を進めると1ステージ(約30〜45分相当)ずつクリア判定が入り、月平均クリア数で請求額が決まります。
月平均クリア数 | 利用料(税込) | 学習速度の目安 | 1日あたり学習時間 |
---|---|---|---|
1.0 未満 | 0 円 | 復習中心 | 5〜10分 |
1.0–1.5 | 2,178 円 | 学校と同等 | 10〜15分 |
1.5–2.0 | 3,828 円 | 1.3〜1.5倍速 | 15〜20分 |
2.0–2.5 | 6,028 円 | 1.5〜1.9倍速 | 25〜30分 |
2.5–3.0 | 7,678 円 | 1.9〜2.3倍速 | 35〜40分 |
3.0 以上 | 8,778 円(上限) | 2.3倍速以上 | 40分以上 |
ポイント:ゆっくり派(1.0未満)なら月額0円、逆に先取り派(3.0以上)は上限の8,778円。極端に進めると「高い」と感じやすい設計です。
2. 月額はいくらになる?3パターンでシミュレーション
ケースA:ゆっくり派(0.8ステージ/月)
- 基本料:2,680円(税抜)/月換算
- 月額利用料:0円
- 1日学習時間目安:5〜10分
- 合計:約2,680円(1日あたり約90円)
ケースB:標準派(1.5ステージ/月)
- 基本料:2,680円
- 月額利用料:3,828円
- 1日学習時間目安:15〜20分
- 合計:約6,500円(公文1教科より−1,200円)
ケースC:先取り派(3.0ステージ/月)
- 基本料:2,680円
- 月額利用料:8,778円(上限)
- 1日学習時間目安:30分以上
- 合計:約11,400円(公文+チャレンジタッチ並)
結論:学習スピード次第で月額0円〜1万円超まで大きく振れる。
3. 「高い」と感じる3つの理由と回避策
- 初年度に請求が集中
→ 2年目以降は端末買い取りで基本料0円。公式に電話して買取オプションを確認しましょう。 - 先取りが早いほど月額MAX
→ 学校進度の1.3〜1.5倍程度にペースダウン。週末まとめ解きはNG。 - 算数単科なので“教科数×費用”で割高感
→ 英語や国語を別教材で補う場合でも、塾1教科より安く抑えられるか計算してみる。
4. 競合サービスとコストを比較
サービス | 月額(税込) | 教科数 | 特徴 | コスパ評価 |
RISU算数 | 0〜8,778円+基本料 | 算数1教科 | AI×東大チューター | ★★★☆☆(速度次第) |
公文(東京) | 7,700円 | 1教科 | 教室通塾式 | ★★☆☆☆ |
チャレンジタッチ | 約5,000〜6,000円 | 主要5教科 | タブレット+紙教材 | ★★★★☆ |
スマイルゼミ | 約7,000円 | 主要9教科 | タブレット一括購入 | ★★★★☆ |
ポイント:算数だけで月8,000円超は高いが、月3,000円台に抑えれば教科特化AI教材としては十分コスパ良好。

5. コスパを上げる5つのコツ
- 月1.3〜1.5ステージで“微速先取り”:学校より少し先を維持するだけで、月額3,000円台をキープ。
- 兄弟利用はタブレット再利用+追加契約:2台目以降は基本料が不要になり、実質半額以下。
- クーポンコードを必ず入力:公式キャンペーンや紹介リンクで初月基本料が割引に。
- クリア直後の“駆け込み学習”を避ける:月末ギリギリの連続ステージクリアは翌月請求を引き上げる。
- 端末買い取りで2年目以降の固定費を削減:買取後は年間3万円以上の節約に。
6. 利用開始3か月で見えた費用推移(我が家の場合)
月 | 月平均クリア数 | 月額利用料 | メモ |
1ヶ月目(2025/4) | 2.2 | 6,028円 | スタートダッシュで先取り |
2ヶ月目(2025/5) | 1.7 | 4,400円 | ペース調整開始 |
3ヶ月目(2025/6) | 1.4 | 2,200円 | 学校進度+復習中心 |
4ヶ月目(2025/7・途中) | 1.3(予測) | 2,178円(予測) | 安定運用 |
学び:最初は先取りで月額が高くなりがちですが、ペースを1.5ステージ前後に抑えれば月額3,000円以下に落ち着き、塾1教科よりも低コストで継続できます。
7. よくある質問(FAQ)
Q. 途中解約すると基本料は返金される?
A. 原則返金なし。ただし14日間お試し期間内なら全額返金可。
Q. 学校より先取りしすぎると損?
A. クリア数が増えて請求MAXになるため、損失が大きい。1.5倍速を目安に。
Q. 兄弟でアカウント共有できる?
A. 規約上不可。追加アカウントは新規契約が必要だが、端末再利用で割引有り。
Q. オフライン環境でも使える?
A. 単元ダウンロード後はオフライン演習可。ただしチューター動画は要Wi‑Fi。
8. まとめ:高いか安いかは“使い方次第”
- 初年度は確かに高額だが、2年目以降はタブレット買取で固定費がゼロに。
- 月1.5ステージ程度なら月額3,000円台でAIチューター付きの専門教材が利用できる。
- 公文や塾よりも**“自宅×ピンポイント”で効率学習**できるため、受験準備にも有効。
迷ったら、まずは1週間お試しキャンペーンでわが子の継続意欲と費用対効果をチェックしてみましょう!
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